予備校で得たもの

美大受験のために美術予備校に通ってます

受験対策として、基礎デッサンから始め、受ける学科の傾向に合わせた課題などなどを日々取り組んでいます

あくまでも受験のために通っていますが、普通に絵やデザインの勉強として得たものがたくさんあります

 

ただのデザインと人目を惹くデザイン

その違いはなんなのでしょうか

どうすれば人目を惹くことができるのでしょうか

それを教わったのも、身につけたのも予備校でした

 

ある日の課題

ビーカーと軍手を使って自由に書きなさい

もう意味がわからないですよね

たぶん半年前の私だったらエスキース三時間で終わると思います

謎すぎるモチーフでいいデザインを描くにはどうすればいいのでしょうか

 

コントラストの強さ(明暗)

細かーい複雑なデザイン(疎密)

白黒グレーとカラフル(彩度)

メインとサブメインの割合の比率(面積比)

共感性のあるものの「らしさ」

だいたいこれです

絵を描く中でこれをめちゃくちゃ意識します

画面の中を視線誘導するようなデザイン

画面の中に見せ場となる部分を作る

どのようなグラフィックデザインでも

そういう仕組みがほとんどあります

ようはその仕組みを作れるようになればいいのですが、なかなか難しいです

私が書いているのはアナログの絵なので、液晶に映し出されたカラーパレットから好きな色を選んで塗ることはできません

自分の思い通りの配色をするのは案外大変で、カラーチャートを理解したり組み合わせの相性を考えたりしなければなりません

塗り重ねるにも時間がかかるし、フリーハンドで自由曲線を引くのも技術が必要です

これが普通のデザインと美大受験のデザインの違いではありますが、これを経験するしないではだいぶ違うなって思いました

 

デッサンについてもまた語ろうと思います

 

 

ビーカーと軍手の課題の時に描いた作品

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指の滑り止めの部分を描いたのですが

友達に「クマさんの手みたいだね」と言われてしまいました