死は使命論

「人間って死ぬことも含めて使命だと思う

 

例えばすごく長生きしているおじいさんもいれば、幼稚園生で死ぬ子供もいる

それって一見不幸なことだったり事件だったりするかもしれない

でもその小さい子が亡くなったっていうのは、死ぬっていう使命のために生まれたんだと思う

小さい子が事故に遭って死んだり、病気で死んだりするのはすごい影響力があるじゃない?

それによってその問題が見直されることになって、多くの子供が助かったり

だから、1つの命はすごく尊いものだけどその命を留めておくことだけが大事だとは思わない

 

私の論では、使命は変えられる

私が今の高校を選んでみんなに出会ったっていう選択によって、私の道はまた変わってると思うんだ

一つ一つの選択って、その時には見えないけど後になってすごく大きく変わってくると思う

あんたがもしあの時の事故で死んでたら私はあんたと出会ってないし、それ以前にあんたの使命が事故によって何かを変えることだったってことになる

でもあんたは奇跡的に死ななかった

てことはあんたには死んで何かを変えるっている使命はないってことなんだよ

少なくともその時に死ななかったっていう経験によってあんたの考えに影響を与えているし、

死ぬ間際に会うことがあんたの人生で必要だったから起きたんだと思う

生きるか死ぬかなんてほんと少しの違いなのに

生きる道を選ばされたというか、自分で選んだというか

てことはあんたには生きる意味はあると思う

逆に人が死ぬ時なんてあっという間で、それまで自分の人生にどれだけ価値あるものにできたかってことが大事かなって思う」

 

 

私が事故にあった時そのまま死にたかったって話をしたら親友が上の話をしてくれました

今は楽に死ねるならいつ死んでもいいとか思わなくなりました

いつも馬鹿みたいにふざけあってるのに、こんなに真面目な話をしちゃうんだから

そんなところがスキ