死は使命論

「人間って死ぬことも含めて使命だと思う

 

例えばすごく長生きしているおじいさんもいれば、幼稚園生で死ぬ子供もいる

それって一見不幸なことだったり事件だったりするかもしれない

でもその小さい子が亡くなったっていうのは、死ぬっていう使命のために生まれたんだと思う

小さい子が事故に遭って死んだり、病気で死んだりするのはすごい影響力があるじゃない?

それによってその問題が見直されることになって、多くの子供が助かったり

だから、1つの命はすごく尊いものだけどその命を留めておくことだけが大事だとは思わない

 

私の論では、使命は変えられる

私が今の高校を選んでみんなに出会ったっていう選択によって、私の道はまた変わってると思うんだ

一つ一つの選択って、その時には見えないけど後になってすごく大きく変わってくると思う

あんたがもしあの時の事故で死んでたら私はあんたと出会ってないし、それ以前にあんたの使命が事故によって何かを変えることだったってことになる

でもあんたは奇跡的に死ななかった

てことはあんたには死んで何かを変えるっている使命はないってことなんだよ

少なくともその時に死ななかったっていう経験によってあんたの考えに影響を与えているし、

死ぬ間際に会うことがあんたの人生で必要だったから起きたんだと思う

生きるか死ぬかなんてほんと少しの違いなのに

生きる道を選ばされたというか、自分で選んだというか

てことはあんたには生きる意味はあると思う

逆に人が死ぬ時なんてあっという間で、それまで自分の人生にどれだけ価値あるものにできたかってことが大事かなって思う」

 

 

私が事故にあった時そのまま死にたかったって話をしたら親友が上の話をしてくれました

今は楽に死ねるならいつ死んでもいいとか思わなくなりました

いつも馬鹿みたいにふざけあってるのに、こんなに真面目な話をしちゃうんだから

そんなところがスキ

 

 

 

 

 

ロアン

家では勉強できない、そういう人は多いと思いますきっと

私も大いに当てはまる人間です

三連休ぐらいしっかり勉強する日を作らなければと、勉強道具を持って家を飛び出しました

カメラも一緒に

 

どこで勉強するのかも決めておらず、ただぷらぷら自転車を走らせていました

そしたらどこからともなくコーヒーのいい香りがしてきて、反射的にその香りの元の喫茶店に入らました

ロアンというお店です

 

店内には私を含めて三人でした

赤いセーターのおばあさんとおしゃれな帽子の奥さん

どちらも見るからに常連さんで喫茶店の店主とおしゃべりをしていました

そのあとも続けてお店に来るお客さんはみんな常連さんのよう

「ああ奥さん!久しぶり!」とか

「またきちゃった〜」とか

ここはもしや会員制なのか?というぐらい

目が不自由なおじいさんが一人きたときは

「いつもの席空いてますよ、ミルクコーヒーでいいかい?」と店主が尋ねていました

なんだか私は少し場違いな気がして恥ずかしくなりました

 

私はミントティーをいただきました

コーヒーの匂いにつられてロアンに入ったにも関わらず、ハーブティーを頼んだ私はまだおこちゃまですね

しばらく勉強していると、店主がクッキーのサービスをしてくれました

シンプルだけどミントティーによく合う美味しいクッキーでした

 

するとまた店主が今度はほうじ茶をサービスしてくれました

初めてきた自分にもこんなにサービスしてくれるお店はなかなかないだろうなあ

 

店主は優しそうなおじいさんでステキな帽子をかぶっていました

お客さんが作ってくれたんですと、他のお客さんに自慢しているのが聞こえてきました

コーヒーを焙煎しながら鼻歌を歌っているのも聞こえました

この店主の人柄が好きで通う人も少なくないだろうなと思いました

 

 

今度はちゃんとコーヒーを飲みに行きます

ファーブルトンのケーキも一緒に

 

 

 

 

 

交通事故

こないだ車に轢かれそうになって小6のころに遭った交通事故を思い出しました

 

自転車で横断歩道渡ってたら車がドーーンって感じの、数メートルぐらいふっとばされて意識なくなるぐらいの、結構な事故でした

でも、受身をちゃんと取れてたからおでこのすり傷と服の破れたぐらいで済みました

あと10cm飛び出ていれば当たりどころ悪くて即死だと言われた事故でした

今生きてるのは奇跡らしいです

 

あのときそのまま死んでいればなあとか思ったこともありました

脳震盪のおかげで事故前後の記憶が全くないからだけど、死ぬ恐怖も死ぬ瞬間の痛みもなかったからです

 

このときのことを親友に話してみたら、親友が深イイ話をしてくれたのでこんどちょっと書いてみようかな、うふふごめんね